KATTEKITA - 買ってきた

買ってきたモノを、なぜ選んだのか、使ってみてどうだったのか、感想を交えて紹介してます。知人宅を訪れて「へえー、こんなの買ったんだ。使えるの?」的に読んで頂けたら嬉しいです。

ハイブリッド式超音波加湿器、アイリスオーヤマ 「UHK-500-B」を買ってきた。見た目がグッド、給水も楽チン。しかし…。

家にいる時間も増え、室内の乾燥が気になる季節になり、非力だった加湿器を買い換えることにしました。買ってきたのはアイリスオーヤマの加湿器「UHK-500-B」です。

 

ハイブリッド式?超音波?どこで何を買えばいいのか。

加湿器には大きく分けて

  • 加熱式(熱で水蒸気を作る)
  • 気化式(風で水を自然蒸発させる)
  • 超音波式(超音波で水を霧状にして噴霧する)

があります。それぞれ長所と短所があり、加湿能力と電気代はトレードオフの関係です。

ハイブリッド式とはこれらの方式を複数組み合わせてトレードオフを克服したものです。

ウチにはすでに気化式の加湿器がありましたが、加湿能力が低い上にタンクの容量が少ないものでした。

在宅時間が長いと非力さが目立って、そろそろ買い替えたいと考えていました。

そんな時、あるホテルで貸し出しもらった加湿器がとても気に入りました。

それが、アイリスオーヤマ の「UHK-500-B」でした。気に入った点は、

  • 見た目(外観のデザイン)
  • 加湿能力(ハイブリッド式)
  • タンクの容量(4.5リットル)
  • 水交換のしやすさ(バケツ式)

です。

 

実際に買ってきた

ホテルの部屋で実際に使ってみて使用感を確かめた後、すぐにネットで購入しました。

たまたま安く売っているネットショップを見つけ、滞在先でネット注文。

帰宅した時はもう届いていました。便利な世の中になりました。

で届いて商品を開梱した状態がこちら。

f:id:stage7:20211225130314j:plain

本体上部の蓋を開けるとこんな感じ。

f:id:stage7:20211225130324j:plain

取手を引きあげると内側の水タンクがすっぽりとバケツのように取り出せます。

間口が大きいので蛇口からの給水も楽々です。

ホテルで借りた時は本体のみでしたが、購入した実物にはリモコンも付いていました。

f:id:stage7:20211225130332j:plain

リモコン操作ができる、ということはスマートリモコンからも操作できます。

決まった時間に自動オンしたり、出先から操作することができ、便利さ爆発です。

スマートリモコンについてはこちらの記事も。

kattekita.hatenablog.com

 

実際に使ってみた

実際に使ってみると、広いリビング・ダイニングをこれ一台で十分、というのはちょっと難しい感じで、朝などは目標湿度まで到達するのに時間がかかります。

夏に買い替えたエアコンの暖房性能(空気が乾燥する)に加湿が追い付いていないようです。(空気が乾燥しない床暖房使用時は、これ一台で十分足ります)

結果、以前の状態からは段違いの快適な室内環境が実現できました。

水の補給は一日一回で済むし、スマートリモコンでタイマー起動できるのもとても便利ですね。

 

2週間使ってみて、、、使用を断念

2週間ほど使ってみて、結果的に使用を断念しました。

なぜかというと、家具や電化製品の表面が白くなるからです。

このことは事前に、商品レビューでいつくか目にしていました。

白くなる原因は  水道水に含まれるカルシウムなどミネラル分で、乾いた布などで簡単に拭き取れます。

たまに拭き取ればいいだろう、普通に掃除するのと同じ、と思っていました。

でも実際は、思っていた以上でした。(それだけ加湿器の加湿能力が高いとも言えますね)

家具や家電の表面だけなら、冬の乾燥する季節だけ、と思って我慢できそうです。

しかし、隣接する部屋や、閉じた戸棚の中に置いたものまで影響が出ているのを見て考え直しました。

家具や家電のスクリーンなど表面だけなら拭き取るだけですが、戸棚の中まで白くなるということは、電化製品の中まで入り込んでいる可能性がかなり高いです。

防水・防滴性能の高いスマホなどは大丈夫だと思いますが、部屋に置いている据え置きの電化製品無防備です。

特に、レコーダーやパソコンなど、ハードディスクのような精密機械への影響無視できません。抜き差しする端子に付着すれば接触不良を起こします。

ということで、結果的にリビング・ダイニングでの使用は中止、断念しました。

商品自体はデザイン・性能ともにとても素晴らしいので、

  • 空気の循環が早い(密閉度が低い)
  • 電化製品などが少ない

などの場所での使用が適していると思います。例えば、

  • 広い職場で自分の周りだけ加湿する
  • 待合室や玄関口のようドアの開け閉めが多い

などには最適かもしれません。

 

 

おしまい。