外出先で使えるモバイルキーボード「iClever IC-BK03」を買ってきた。iPadで使ってみた。
外出先でテキスト入力する必要があるとき、タッチ画面上の仮想キーボードに限界を感じ始めました。
ここはいっぺん、モバイルキーボードを試してみようと思い、さっそくですが買ってきました。
iPadに最適なモバイルキーボードを探す
モバイルキーボードを探す上で重視したポイントは以下の3つです。
- iPadの携帯性を損なわない。
キーボードが重かったら、大きかったら本末転倒、iPadではなくMacBookを使った方が便利です。 - いつでもすぐに利用できる。
気が向いた時にさっと取り出して使えないのでは、家に帰ってからiMacで入力した方がストレスもなく楽です。 - キーが入力しやすい。
これは難題ですね。大きいと携帯性を損なうけど小さいとキーが打ちにくい。このトレードオフをクリアする都合のいい物が存在するのかどうか。
携帯性
携帯性をクリアするキーボードは大きく分けて以下の三タイプがありました。
二つ折り
二つ折りタイプは下のように真ん中で真っ二つにおってたたむタイプです。
このタイプの難点は、真ん中のキー配列が縦に一刀両断されてしまう点です。
スペースキーや真ん中に位置するキーが、普通のキーボードより微妙に右や左にズレることになります。
慣れれば何とかなるのでしょうが、できれば避けたい。
縦に二つ折り
これは縦方向に二つ折りする(長編はそのままに短編が1/2になる)タイプです。
キー配列のズレの問題はクリアされますが、携帯性は微妙。
普段持ち歩くバッグによっては問題ないかもしれませんね。
見ようによってはスタイリッシュでかっこいいかも。ちょっと迷いました。
三つ折り
このタイプは下のように左右から真ん中に折りたたむタイプ。
このタイプのほとんどが、キー配列の位置を変えることなく折りたたんでいます。
これなら、携帯性とキー配列を両立できそうです。
すぐ利用できる
この点は昨今のBluetooth規格に対応していれば問題なさそうです。
一度ペアリングしてしまえば、あとは意識せずに使えそう。
どの商品もバッテリーの持ちは良いようなので、あまり気にする必要はないという結論に至りました。
入力しやすさ
これはかなり迷いました。
そもそもキー配列にはUS配列とJIS配列があり、一般的に日本で売られているパソコン(Macも)JIS配列です。
JIS配列のモバイルキーボードを探していてわかったことですが、(これはiOS側の問題?ですが)JIS配列のモバイルキーボードのほとんど(全て?)がiOSではUS配列として認識されてしまうようです。
iPadで利用する前提なので、だとしたらわざわざ選択肢の少ないJIS配列キーボードを選ぶ必要はありません。
なので、ここは割り切って配列にこだわらないことにしました。
あとはキーやピッチの大きさで(大きくて携帯性を損なわない、でも入力しやすい)キーボードを選ぶだけです。
買ってきた
ということで、いろんなレビューを参考にして、三つ折りタイプのモバイルキーボード「iClever IC-BK03」を買ってきました。
届いた箱はこんな感じです。しっかり梱包されています。
キーボードを収納するケースも付属していました。
本体はメタリックなシルバー。
開いた感じはこんなです。
開ききった時にカチッとハマる感じがあり、グラグラすることはありません。
ただ、一番端を強く押すと傾くことがあるので、四隅に貼り付ける透明な丸い足(シール)が付属していました。
足をつけるとびくともしません。
使ってみた
使い始めはこの小ささに慣れていないせいか、エンターキーと間違えてバックスペースを押してしまいます。
また、iOSでキーボード利用する場合の操作方法(変換候補の選び方とか)にも慣れていないので、デスクトップと同じようには入力できません。
こればっかりは慣れるしかないかなと思いました。
ただ、使い始めでも明らかに仮想キーボードより便利です。外出先でも入力作業ができると感じました。
キーボードはガンガン使ってみないと、(慣れる時間も含めて)良し悪しがわからないので、キーボードの使用感(iOSのキーボード入力含め)はしばらく使ってみてから更新します。
おしまい。