SPGアメックスカードを作ったら、入会から５ヶ月でMarriott Bonvoyポイントが11万ポイント貯まった。11万ポイントで何ができるか？

７月末にSPGアックスカードを作りました。その時の記事がこちら。

その後、旅行やら日常生活やらでSPGアメックスをメインカードとして使っていたら、年末には11万ポイントが貯まりました。年会費が３万円（！）を超えるカードです。結果、お得だったのかどうか振り返る意味で記事にまとめてみました。

まず、貯まったポイントを層別してグラフにしてみました。

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それぞれの主な内容は、以下の通りです。

入会特典
入会後に一定期間に一定額以上のカード利用をするともらえるポイントです。私が入会した時の条件は「ご入会後3ヶ月以内に10万円以上のご利用で 30,000ポイントプレゼント」でした。今現在もこの特典は継続していますね。
宿泊
Marriott系のホテルに宿泊するともらえるポイントです。旅行代理店やホテル比較サイトを通して予約した場合はもらえません。Marriottに直接予約を入れる必要があります。
カード利用
SPGアメックスで支払いを行なった額に応じてもらえるポイントです。普通のクレジットカードのポイント制度と同じですね。Marriott系のホテルに宿泊した際にSPGアメックスで支払えば、宿泊特典とは別にカード利用分としてポイントが加算されます。
キャンペーン
Marriott Bonvoyでは系列ホテルの利用を促すために、ある時期に一定の回数以上の宿泊をしたり、（系列ホテルで）一定額以上の金額を消費すると、特別にボーナスポイントを付与するキャンペーンを頻繁に行なっています。
レストラン利用
宿泊しなくとも、系列ホテルのレストランを利用するとポイントがもらえます。SPGアメックス所有者はMarriott Bonvoyのゴールドエリートとして割引もしてもらえます。

この間に宿泊したMarriott系のホテル（Marriott Bonvoyプログラムに参加しているホテル）は以下のホテルです。

それぞれ宿泊した時の記事にリンクしています。（SPGアメックス所有者はMarriott Bonvoyのゴールドエリートとして客室のアップグレードの特典も得られます。実際どのホテルでどんな客室にアップグレードされたか、それぞれ記事に書いています。）

さて、この貯まったポイントで何ができるでしょうか。何万ポイント貯まったところで、楽しく使えなければ意味ありませんよね。

ポイントを使ってMarriott Bonvoyプログラムの7,000を超える参加ホテルに無料で宿泊することができます。ホテルは１から８のカテゴリー（８がもっとも豪華）に分けられていて、カテゴリとシーズン（繁忙期／平常期／閑散期）によって必要となるポイントが変わってきます。

そのポイントは、

から

までと、ホテルのカテゴリーに応じてかなりの差があります。

ということで11万ポイントあれば、もっとも豪華なカテゴリー８のホテルに繁忙期でも宿泊可能と言うことになります。

ちなみに日本でカテゴリー８のホテルを調べたら以下の５つでした。

ためしに2020年８月の土日で調べたところ、もっとも高額なのは

でした。

一点豪華主義も魅力的ですが、長旅で有効活用しようとすると、日本にあるホテルで最も低いカテゴリーは４ですから、閑散期のカテゴリー４のホテルであれば、20,000ポイント／泊で利用できるので無料で５連泊できます。

さらに

という制度があるので11万ポイントあれば、110,000／17,500（20%割引）＋１＝7.3となり、無料で７連泊が可能な計算になります。

海外旅行でさらにカレゴリー３以下のホテルを利用すれば、より多く無料宿泊が可能です。

Marriott Bonvoyのポイントは、JALやANAを含む40超の航空会社のマイルに交換することができます。その交換レートは（ほとんどの航空会社で）3ポイント=1マイルの比率です。さらにボーナスとして、60,000ポイントを航空会社のマイルに移行するごとに、5,000マイルが進呈されます。

仮にANA（もしくはJAL）のマイルに交換するとしたら、

110,000 ÷ 3 + 5,000 = 41,666マイル

と交換できることになります。これだけあればハワイ往復（レギュラーシーズン＆エコノミークラス）が可能です。

さらに、ユナイテッド航空のマイル（マイレージプラス）に移行すれば、10%のボーナスマイルが加算されます。ということは

110,000 ÷ 3 × 1.1 + 5,000 = 45,333マイル

と交換できます。

ユナイテッド航空のマイルは（条件付きで）利用期限がなく、ANAの国内線にも利用できるので、個人的にはこっちの方が利便性が高いと感じます。4.5万マイルあれば、ハワイ／オーストラリア／ニュージーランドへのビジネスクラス（片道／セーバー特典）も利用可能です。

他にもトラベルパッケージに利用することもできるようですが、宿泊＋航空券となると11万ポイントではまだ及びませんでした。

ポイントには魔力があって、ポイントが貯まるに連れて「ポイントのために行動し始める」という本末転倒に陥ったりします。そこで、SPGアメックスを作った際に、以下ルール（というか方針）を自分なりに決めました。

Marriott Bonvoyホテルの有無で旅行先を変えない
旅行先にMarriott Bonvoyホテルが無いからといって、旅行先（宿泊場所）を変えない。旅行先として魅力がある、行きたいと思った場所に行く。
旅行先でMarriott Bonvoyホテルを無理に泊まらない
ホテルも旅の一部。魅力的で利便性が高いホテルがあれば、ブランドに捕らわれずにそこに泊まる。
キャンペーンに釣られない
あと何泊すれば、あとウン万円利用すばボーナスポイントがもらえる！
という状態になっても、ぐっと我慢して釣られない。不要なことはしない。

無理せず楽しくやりたい事をしているうちに、気がついたらポイントが貯まってた。というのが理想ですよね。

今後も気をつけたいと思います。