パナソニックの温水便座 ビューティ・トワレを買ってきた。DIYで自宅のトイレに取り付け、1年半使ってみた。
自宅の温水便座がそろそろ寿命を迎えたので新しい温水便座を買ってきました。DIYで自宅のトイレへの取り付けにもチャレンジしました。
温水便座の寿命
今まで使用していたのはマンション新築購入時に据え付けてあったINAXの便座です。
使用10年を超えた頃に電源ランプが明滅するようになり、メーカーに問い合わせたところ寿命を示す?サインとの答えでした。
使用自体は継続できる、とのことなので脱臭機能などの付随機能が使えなくなったのではと思います。
そのまま使用していましたが、温水シャワーを使うたびに便座の脇からポタポタと水漏れするようになり、いよいよ寿命が尽きました。
この機会に便器ごと交換してタンクレストイレにしようか、とも考えました。
しかし、見積もりや業者選びなど時間や手間がかかること、さらにタンクレストイレのデメリット(停電時に使えない。温水便座だけ交換できない。など)も考え始めると結論に至らず、「温水便座のみ交換」という結論に至りました。
パナソニック ビューティ・トワレ
温水便座というとつい「ウォシュレット」と言ってしまいますが、ウォシュレットの名称はTOTOの商品名(登録商標)です。
INAX(現・LIXIL)は「シャワートイレ」、パナソニックは「ビューティ・トワレ」 とそれぞれメーカーによって名称が異なります。
今回、選んだのはパナソニックのビューティ・トワレ DL-PPTK10(ホワイト) です。
この温水便座を選んだ理由は、
- 瞬間式(お湯を溜めないで必要な時だけ水を温める)
- 一体型(リモコンではなく本体脇に操作ボタンがある)
瞬間式を選んだのは節電のためです。
一体型を選んだのは、リモコンだと取り付や電池の交換が手間だからです。
一体型でもボタンは手を伸ばせば届く距離ですし、脇のボタンを押すのにさほど苦労は感じません。
また、このモデルは消臭機能はついていませんが、消臭機能は臭いを薄める程度でしかないのであまり魅力は感じません。
同様の視点でいくつか他メーカーとも見比べましたが、シンプルで薄型だったこの便座に決めました。
薄型だと軽いので取り付けも楽かなとも思います。
実際に買ってきた
今回は量販店(ビックカメラ)の店頭で実物を見て確認した上で購入しました。
カラーがホワイトとアイボリーの2種類あったので便器に合う色を確認したかったからです。
また、店員さんに取り付け難易度を聞いておきたかったからです。
ちょうど欲しいカラー(ホワイト)の在庫があったので、その場で注文しました。
頑張れば持ち帰れそうな大きさでしたが、在庫がその店舗にはなかったので後日配送となりました。
DIY取り付けに関しては(当然ですが)確約はできないのでカタログなどで確認してください、とのことでした。
で、後日届いたのがこちら。
一般的な取り付けに必要な部品や工具(簡易的なレンチ)も入っています。
これなら問題なく取り付けられそうです。
本体はこちら。
同梱されていた部品や工具一式がこちら。結果、不要だった部品もいくつかありました。
DIY取り付け
実際に取り付けてみました。
結果、もっとも苦労したのは既存の便座の取り外しでした。
既存の便座の方が厚みがあり重く、ネジも硬いし中に溜まっていた水が漏れたりと気を遣うことが多くて疲れました。
既存の便座を取り外して掃除をしてしまえば、新しい便座の取り付けは説明書通りに行うだけだったので難しいこともありませんでした。
トイレ室内の給水口につなげた様子がこちらです。
左に伸びているホースが温水便座につながっていて、下に伸びているホースは貯水タンクにつながっています。
取り付けた便座の様子がこちら。
水回りに近いところを交換したので、ちょっとしたプチリフォームをしたような感じがします。
便座を変えただけでトイレが真新しくなったようでとても気持ちいいいですね。
1年半使ってみた
1年半使ってみた感想です。
機能的には何の不満もありません。瞬間式加熱機能についても「加熱が遅い」と感じる事なく快適に使えています。
唯一にして最大の不満は「洗い心地(水の当たり)」です。
新しめのホテルによくあるTOTOなど専門メーカーの温水便座と比べると、
シャワー(水流)が細くて単調
です。ただ座っているだけでは綺麗に洗浄できません。体を動かして当たりどころを変える動作が必須です。
例えばTOTOの商品では「ワンダーウェーブ洗浄」や「たっぷリッチ洗浄」などの技術(特許?)で水流に強弱をつけるなどしています。
(パナソニックも高機能商品には水流に強弱をつける機能があるようです)
次の買い替えは便器ごとの交換になりそうですが、
その時には「洗い心地」を重視したいと思います。
おしまい。